シンガポール シティー・ハーベストチャーチ
シンガポールのシティーハーベスト教会(コン・ヒー主任牧師)が昨年、創立から20周年を迎えた。1989年に20名からスタートした教会は、現在2万7000人の会衆を集める。特に、若者が集まる教会として注目される同教会の教会形成に迫る。
コン・ヒー牧師は、20代でフィリピンへの宣教師として遣わされていた。しかしその後、「シンガポールに戻り、アジア全体を導く新しい世代を起こしなさい」との主の声を聞く。帰国後、「エクレシア・ミニストリー」を立ち上げた。
スタート時に20人だった教会員は、1年間で364人に急増。1992年より、シティ・ハーベスト・チャーチ(以下CHC)として新たな歩みをスタートした。
CHCが伝道のフォーカスを当てたのが、若者。彼らにセルグループを通して「御言葉への従順」「祈り」「断食」「伝道」という教会生活の基本を徹底的に教えてきた。
CHCには700を超えるセルグループが存在する。1つのセルは平均15名で構成。そこで具体的な弟子化と伝道が行われる。
セル集会は週に一度。聖書の学び、礼拝、カウンセリングが行われる。各セルグループは強い絆で結ばれ、仲間同士の前向きな刺激によって、キリストに従う生活を保っている。
またシンガポールの多くの親たちは、子供が教会に行き始めると、「“洗脳”されて親に反抗的になるのでは」と心配している。そこでCHCでは、こうした未信者の子供たちに、両親を敬い、愛することを教え、学校でも良い成績をおさめるようにと指導している。さらに教会の中で補習塾を開き、学校の成績を上げる手助けをしている。
こうした苦労の結果、多くのクリスチャン学生が志望校に合格し、社会的に影響力のある仕事に就き始めた。こうした子供たちの変化を見て、以前は教会に行くことに反対していた親たちの態度が変わっていった。現在では何人もの親が忠実な教会員となっている。
またコン・ヒー師は、CHCを通してアジアを牽引するリーダーたちを起こすというビジョンを抱いている。そして、アジア各地の協力教会を巡回し、次世代を担うクリスチャンを建て上げている。
(続きは本誌にて)
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