リバイバルジャパン取材日誌
「リバイバル・ジャパン」1周年
「リバイバル・ジャパン」は、今回の11月1日号で第24号となる。隔週誌なので丸1年発行を続けたわけで、「えっ、もう1年?」と思ってしまう。また最近は、「あれを1人で編集しているんですか?」と驚かれることも多いが、いろんな方の助けを受けつつ、なんとかやっている。ただ、早く利益が出る体質にして、もう1人雇いたいと願っている。今はコストダウンを追求する日々だ。
RJは「伝道のためのマガジン」という位置づけでスタートした。しかし振り返ってみると、そこにフォーカスし切れなかったという反省もある。いろんな声と周囲の状況に軸がぶれてしまった感は否めない。志を保持し続けるのは大変なことだと、改めて実感している。
リバイバルのためには祈りが必要、いや油注ぎだ、トランスフォーメーションだ、教会の内部浄化だ、と様々な意見がある中で、実際にクリスチャン1人ひとりが未信者に接して福音を語ることはどうしても欠かせない事柄である。「リバイバルが来て教会に人が溢れたら、今の教会では受け止めきれない」との意見も聞くが、リバイバルはどこかから降ってくるものではない。救いを知らない人々に私たちが対峙し、地道に福音を語ることでしか生まれない。
私たちが、そこから逃げ、クリスチャン向けの聖会やセミナーばかり開いて、お互いに誉め合っているようでは何も始まらない。また、教会の悪いところを指摘するばかりで、「こんな日本の教会に人々は導けない」と思うなら、福音はいつまでたっても人々に届かず、多くの人は救いを受けられないまま置き去りにされる。パウロは、コリント教会のどうしようもない問題の数々を指摘したあと、「堅く立って、動かされることなく、いつも主のわざに励みなさい。」と言っている。問題はあるだろう、しかし伝道しなさい、と。
先日、ネットの世界に詳しいあるクリスチャンと話していて、彼がこう言っていた。「最近、『キリスト教』や『イエス・キリスト』のキーワードでネット検索をする人が激減しているんです。その減り方がすごくて、私はかなり心配しています」。つまり、未信者の方々のキリスト教への関心が急激に冷えてきているということだ。元々キリスト教に関心を持たれないこの国で、さらに冷えてきているとすれば、「伝道集会」で人を集めようとするのはより困難な状況になっていると言える。
また、クリスマス集会なども大切だが、その準備や教会内の活動で忙殺されて未信者と接する時間もない、というのでは本末転倒だ。イベントのために割く10時間より、未信者とお茶を飲む30分の方が重要だと私は思う。しかしそれができない「システム」が教会の中にある。私たちはイベントをやると伝道した気になるが、そういったイベントでどれほど正確に深く福音を伝えることができているのか、教会のイメージは良くなるのか悪くなるのか、結果的に何人が残るのか、を考えなければならない。また、教会でどれだけの時間がイベントや教会内の活動に費やされ、クリスチャンの実際伝道の意欲と時間と資金を削いでいるのかも一度調べてみるといい。「ケ」と「ハレ」、「日常」と「祭り」は共に大切だが、長くて地味な日常があっての祭りである。
中国の家の教会はイベントで伝道したわけではない。人から人へ、である。そして、米国や韓国のメガチャーチでは、洗練されたイベントや優れた説教で多くの人を集めている。では、私たちは何をするのか、神がこの国で私たちに願っておられることは何なのか、である。
私はやはり、「インサイダー」として未信者の中に入っていき、友となり、時にかなって福音を語るしかないと思っている。そして、それができない私たちの心の弱さと勇気の無さ、未信者と接することの下手さ、福音をどう語っていいのか分からない自分自身を正面から見つめるしかないと思う。そこから神への叫びが生まれ、油も注がれる。「主よ、大胆に福音を語らせて下さい!」と祈るしかない状況である。
今後ともRJにおいて、未信者との接し方、福音の語り方などを、皆さんと一緒に考えていきたいと願っている。主の恵みによって伝道がうまくいった証があれば、ぜひ編集部までお寄せいただきたい。
では、良い週末を。
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