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インタビュー

日本アッセンブリー教団 内村撒母耳理事長

―まずは教団が設立された経緯を教えてください。
内村 日本におけるペンテコステ宣教というのは、米国のアズサストリートのリバイバルが起こってすぐ、つまり明治の終わりからあったのですが、それぞれが個々の働きでした。しかし第2次世界大戦後、祈りの中で13の教会が集められ、1949年4月29日に日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団が設立されました。
内村撒母耳理事長

そして当初から聖書信仰、世界宣教、聖霊の力の3つが強調されました。私は、設立時に神学校をつくったことが本当に良かったと思っています。つまり教職者の養成ですね。60年が経ち二百十有余の教会が生み出されているわけですが、これは神学校があった結果だと思います。

―現在、教団として取り組んでいるプロジェクトはありますか。
内村 今年、教団創立60周年を迎えるわけですが、この年を「リノベーション元年」にしたいと願っています。リノベーションというのは建築用語で、現状の建物の構造を維持しつつ新しいライフスタイルに応じた使い勝手の良い建物に変えていくという意味です。私たちは、教団全体をもう一度見直していく時期に来ていると思っています。リノベーションの目的は、今の教団組織を洗い直して、現代に適した組織、教会、集会に作り変えていこうというもの。教団組織としては、機動性のある小さい組織にしなければならないと考えています。組織のための教団にはしないということです。それは、多くのエネルギーを宣教に向かわせるためです。

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