リバイバル・ジャパン|キリスト教の総合情報雑誌
地引網出版
リバイバル・ジャパンのバンクナンバー購読
キリスト教雑誌 舟の右側
国 内

テレビ番組「ハーベスト・タイム」終了

中川健一氏 時至り、新たな出発
1986年の4月から24年間に亘って放映を続けてきたテレビ伝道番組「ハーベスト・タイム」が、この3月末をもって終了する。
テレビ番組「ハーベスト・タイム」終了

ハーベスト・タイム・ミニストリーズ代表の中川健一氏は、その理由を(1)地デジ化(2)メディアの多様化(3)内面の促し―の3点で説明する。

まず、2011年7月24日からの地上デジタル放送完全移行に際して、同番組では収録用のカメラやマイク、照明などの機材を一新しなければならず、最低5千万円は必要となる。「そこまでのお金とエネルギーを費やしてやるべきかどうか。むしろ、これを一つのスプリングボードにして、新たなミニストリーにつなげたいと思ったのです」と中川氏。

また、メディアの多様化については、「私たちがテレビ伝道を開始した頃はテレビがメディアの中心でした。しかし今や、テレビも多チャンネル化し、インターネットや携帯電話の普及で、テレビ一本では人々に届かなくなってきています」と語る。

中川氏は、このような時期が来ることを数年前から予測し、より直接的な働きの準備も進めてきた。2007年9月から、東京・恵比寿で「ハーベストフォーラム東京」を開始。2008年4月からは「ハーベスト聖書塾」を設立した。つまり、テレビを用いた大衆伝道から、実際的な福音伝達と弟子訓練へのミニストリーの移行だ。

ハーベストフォーラム東京は、毎週日曜日と月曜日の2回、中川氏がメッセージを行う。講解説教として、聖書そのものを丁寧に詳しく語る。参加者は2日合わせて190人ほど。様々な立場・背景の人が集まっている様子で、海外からの帰国者(リターニー)も集っている。

このWEBページの先頭へ行きます
合資会社リバイバル新聞社(地引網出版)
〒191-0065 東京都日野市旭が丘2-2-1
TEL / 042-514-8590 FAX / 042-514-8591