リバイバルジャパン取材日誌
雨やどり
会社の朝礼で「雨」の話をした。「あの『雨やどり』っていう歌があるでしょう」と話をつなげようとしたら、アラサーの二人が「知りませんー」
「えっ、さだまさしの『雨やどり』を知らないの?」と私。
「知らなーい」と二人。
世代間ギャップは恐ろしい。
アラフィフ(50代)の女性スタッフは、大笑いしながら「絶対聴いて! 面白いから。あと『関白失脚』ね!」と力説し始めた。
何の話かというと…。
私が小さい頃の天気予報はよく外れていたが、最近の天気予報はよく当たる。何時頃に雨が降り始めて、何時頃になれば上がると。
天気予報が当たらなかった頃、私たちはよく雨に振り込められて身動きが取れなくなった。あるいは、雨を突っ切ってずぶ濡れになりながら家に帰った。今は、お天気お姉さんが「傘をお持ちくださいませませ。」と優しくアドバイスしてくれる。
しかし人生では、予想外の、悪い(と思える)出来事に遭遇して、そこから新しい展開が始まることがある。あの「雨やどり」の歌詞のように。
映画「雨あがる」でも、お侍が天気予報を見て、「今週末は雨か。じゃあ、出発は来週にしよう」と言ったら、あの安宿での出来事も、雨が上がって見晴らしのいい山頂に立った感動も得られなかった。
私たちはあらゆる情報を得て、危険なことや嫌なことを回避するように行動するけれど、そうした「面倒なこと」から新しい何かが生まれることがある。だから私は、知り過ぎないことを選びたい―。そういう話をした。
神は聖書や預言を通して、私たちに将来のことも教えてくださる。しかし、自分や日本の将来を知ろうとし過ぎるのも問題。アブラハムのように、神の友と言われるような存在になれば、神の方から語ってくださる。(創世記18章17節)
ちなみに、「雨やどり」はこちら。
http://www.youtube.com/watch?v=aHjDcbxsQLo
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