舟の右側
地引網出版
キリスト教雑誌 舟の右側

ワイチローの取材日誌

リバイバルジャパン取材日誌

牧会者が喜びを見出す雑誌へ

更新日:2021年12月28日

舟の右側をこの1月号から「牧会者向け」の雑誌にさせていただいた。コンセプトは「牧会者が喜びをもって主と教会に仕えられるように」。元となる聖句はへブル人への手紙13章17節である。

「あなたがたの指導者たちの言うことを聞き、また服従しなさい。この人たちは神に申し開きをする者として、あなたがたのたましいのために見張りをしているのです。ですから、この人たちが喜んでそのことをし、嘆きながらすることにならないようにしなさい。そうでないと、あなたがたの益にはならないからです。」

牧会者は「たましいの見張り人」である。教会に集う一人ひとりのたましいがどのような状態であるのかを見張り、そのケアをしなければならない。それは、神に対する説明責任を負う働きでもある。そういう重責を負った人々が、それを嘆きながら行うなら、教会全体にとって益にならない、むしろ喜んで行うようにしなければならない、という意味のみことばだ。

私は信徒として40年近く歩んできた者である。牧師の苦しみなど分からない、と言われてしまえばそれまでであるが、この仕事を通して幅広い教派の牧師たちを見てきた。当初はペンテコステ・カリスマ派の牧師が多かったが、年を追うごとに福音派全体へと交わりは広がり、ルーテル派や日本基督教団、またカトリックや東方教会の司祭にも取材を行った。素晴らしい人格を持つ牧師もいたし、自己中心さを感じる牧師もいた。神学的に優れた牧師もいたし、実践力の高い牧師もいた。

一口に「牧会者のため」とは言えないほど、その幅は広いのだが、これから出す「舟の右側」の1号1号を通して、牧会者がその働きの中で「喜び」を見出せるようになり、その喜びが地域教会全体に広がっていくようにと願っている。

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