リバイバルジャパン取材日誌
ホーリネス教団、日韓の違い
10月1日号で、東京ロゴスライフ教会の短期宣教の記事を書いた。7月25日に、キム・ウヒョン監督を招いて聖霊の力を受けるというコンセプトで集会を開き、その場で多くの若者たちが次々と異言を語り始めた、車椅子の青年の癒しを祈った、という記事だ。写真はその時のもので、日本のペンテコステ派以上の、激しい神への飢え渇きがあった。(上:異言を求めて祈る青年たち。下:車椅子に座った青年のために全員で癒しを祈る)
その記事に、「日本ホーリネス教団・東京ロゴスライフ教会」と書いたのだが、日本ホーリネス教団から訂正を依頼する電話があった。正確には、「基督教大韓聖潔教会が直轄する東京ロゴスライフ教会」とのことで、日本ホーリネス教団とは姉妹関係にあるとの説明だった。弊誌は同教団のホームページを見て調べたのだが、また別の状況があったということだ。
お電話を下さった牧師によると、韓国のホーリネス教団は「異言」を認め、それに抵抗感を持っていないが、日本のホーリネスは、聖霊の賜物として異言が存在することは認めるが、聖霊のバプテスマのしるしとして異言を求めることはしないとのこと。賜物としるしに関する神学は検討の途上にあるとおっしゃっていた。つまり、韓国と日本では、同じホーリネスでも「異言」などに関して立場の違いがあるということで、韓国のホーリネスは、積極的に聖霊の賜物やその現れを求めているようだ。
素晴らしいと思うのは、そういった違いを持った韓国のホーリネス教会を日本ホーリネス教団が受け入れ、援助をしておられるということ。違いを認めつつ、この日本において協力宣教が進むのは喜ばしいことだ。
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