リバイバルジャパン取材日誌
社内会議
今日は、今後の営業と編集について社内会議を行った。総勢4名。
「リバイバル・ジャパンの定期購読を増やすためには、新規開拓に力を入れる、現在の購読者をフォローする、誌面を更に充実させる、の3つの要素がある。教会で言えば、新たに伝道する、受洗者が離れないようにフォローする、説教を充実させる、の3つ。この4人で出来ることは限られている、今どこに力を入れるべきか、一緒に考えてほしい。」と語りかけた。
彼らは一生懸命に考えてくれ、いろんな意見を出してくれた。私が「その方法は、もう止めとこうか」と言うと、「いや、絶対必要です。私やります」との反論も来た。
誌面については、「まずまずのところには来てるけど、あともうちょっと何かが足りない感じがするんだよね。」と私が言うと、「そうですかぁ、一つ一つの記事が本当に面白いですよ。すっごい恵まれます。」「リバイバル・ジャパンを読まずにクリスチャン生活を送るって、もったいないと思います。」と、アルバイトの女性2人が強い調子で言ってきた。ま、マジッすか?
以前、リバイバル新聞の時代だったが、2人の記者に「この新聞をお金を出して買おうと思う?」と質問してみた。すると2人ともに「自分のお金を出して買おうとは思いませんよ」と言われ、非常にがっかりした思い出がある。たとえばトヨタ自動車の社員が実際は日産の車が好きだった場合、販売のモチベーションが上がるはずがないのだ。以来、社員が自分で買いたくなるものをつくらねばと思ってきたわけだが、今回のスタッフの反応にはとても励まされた。
その後、彼女たちは、「でも、女性が読みやすいページがあるとホッとしますよね。谷口さんは男性だがら、男性が好む誌面づくりになってるんじゃないですか? 今の路線で行きながら、もう少しだけ女性向けの記事も加えるといいと思います。」と言ってきた。お…大人の意見だ。
そこからは怒濤のように、こういう記事があるといい、こんな連載はどう、と女子会のような雰囲気になった。そして終わったあと、一人のスタッフが「あー、楽しかった!」と一言。
でも、私は女性向けの記事が書けないので、早速、協力記者の方々に本誌の方向性を書いたレポートを送り、女性の心に響く記事の取材をお願いした。
結局、自分の力ではあそこまで到達できない、何かが足りない、と感じるとき、そのギャップを埋めるのは他者なのだろう。そしてそのギャップを自ら認め、他者に助けを求めるとき、彼ら彼女らは楽しげにそのギャップを埋めてくれるのだ。
最新の取材日誌
憎まれる信仰者
「いい問題」を見つける力
都心で開拓伝道
新刊『家族に「神のかたち」を取り戻そう』
CGNTV 収録内容
舟の右側8月号出来!
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境界線(バウンダリーズ) ヘンリー・クラウド、ジョン・タウンゼント 共著 中村佐知、中村昇 共訳
定価:2400円+税 -
霊的成熟を目指して 関真士 著
定価:1600円+税 -
私は教会のメンバーです トム・S・レイナー 著 赤松樹美子 訳
定価:1000円+税 -
あなたがずっと求めていた人生 ジョン・オートバーグ 著 中村佐知 訳
定価:2200円+税 -
神が造られた「最高の私」になる ジョン・オートバーグ 著 中村佐知 訳
定価:2400円+税 -
さいこうのおとうさん クリス・トムリン、パット・バレット 作 ローナ・ハッセイ 絵 ホーバード・豊子 訳
定価:1500円+税 -
求道者伝道テキスト 鈴木崇巨 著
定価:750円+税 -
スモールグループから始めよう! ヘンリー・クラウド、ジョン・タウンゼント 共著 中村佐知、中村昇 共訳
定価:2000円+税 -
クリスチャンの成長を阻む12の誤解 中村佐知、中村昇 共訳
定価:1800円+税 -
栄えに満ちた喜び D.M.ロイドジョンズ 著 尾山令仁 監修 武藤敬子 訳
定価:3000円+税