舟の右側
地引網出版
キリスト教雑誌 舟の右側

ワイチローの取材日誌

リバイバルジャパン取材日誌

社内会議

更新日:2011年2月 8日

今日は、今後の営業と編集について社内会議を行った。総勢4名。

「リバイバル・ジャパンの定期購読を増やすためには、新規開拓に力を入れる、現在の購読者をフォローする、誌面を更に充実させる、の3つの要素がある。教会で言えば、新たに伝道する、受洗者が離れないようにフォローする、説教を充実させる、の3つ。この4人で出来ることは限られている、今どこに力を入れるべきか、一緒に考えてほしい。」と語りかけた。

彼らは一生懸命に考えてくれ、いろんな意見を出してくれた。私が「その方法は、もう止めとこうか」と言うと、「いや、絶対必要です。私やります」との反論も来た。

誌面については、「まずまずのところには来てるけど、あともうちょっと何かが足りない感じがするんだよね。」と私が言うと、「そうですかぁ、一つ一つの記事が本当に面白いですよ。すっごい恵まれます。」「リバイバル・ジャパンを読まずにクリスチャン生活を送るって、もったいないと思います。」と、アルバイトの女性2人が強い調子で言ってきた。ま、マジッすか?

以前、リバイバル新聞の時代だったが、2人の記者に「この新聞をお金を出して買おうと思う?」と質問してみた。すると2人ともに「自分のお金を出して買おうとは思いませんよ」と言われ、非常にがっかりした思い出がある。たとえばトヨタ自動車の社員が実際は日産の車が好きだった場合、販売のモチベーションが上がるはずがないのだ。以来、社員が自分で買いたくなるものをつくらねばと思ってきたわけだが、今回のスタッフの反応にはとても励まされた。

その後、彼女たちは、「でも、女性が読みやすいページがあるとホッとしますよね。谷口さんは男性だがら、男性が好む誌面づくりになってるんじゃないですか? 今の路線で行きながら、もう少しだけ女性向けの記事も加えるといいと思います。」と言ってきた。お…大人の意見だ。

そこからは怒濤のように、こういう記事があるといい、こんな連載はどう、と女子会のような雰囲気になった。そして終わったあと、一人のスタッフが「あー、楽しかった!」と一言。

でも、私は女性向けの記事が書けないので、早速、協力記者の方々に本誌の方向性を書いたレポートを送り、女性の心に響く記事の取材をお願いした。

結局、自分の力ではあそこまで到達できない、何かが足りない、と感じるとき、そのギャップを埋めるのは他者なのだろう。そしてそのギャップを自ら認め、他者に助けを求めるとき、彼ら彼女らは楽しげにそのギャップを埋めてくれるのだ。

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