舟の右側
地引網出版
キリスト教雑誌 舟の右側

ワイチローの取材日誌

リバイバルジャパン取材日誌

実を結ぶ木と畑

更新日:2025年11月26日

「舟の右側」12月号のMessageはキース・スミス牧師による「聖書の黙想」。詩篇1篇から、時が来れば実を結ぶ「流れのほとりに植えられた木」となるために、人間の側として何をするのかが語られている。その一文。

もしも私が花壇の手入れをするために庭に出て行き、四六時中雑草を引き抜き、邪魔な石を取り除いて過ごすだけで、何の水やりも、肥料を施すことも、日光が隈なく照らすための工夫もしないとするなら、その花壇はうまく育つでしょうか。全く貧弱な花々しか咲かないに違いありません。私たちの霊的生活においても、光輝く事柄を加えていくことは、影の差す事柄を取り除くことと同じくらい決定的に重要なのです。

この訳文の「光り輝く事柄」は直訳すると「ポジティブな事柄」、影の差す事柄は「ネガティブな事柄」。つまり人が育つ上で、悪いものを取り除くだけではだめで、良きものを提供し続ける必要があるということ。罪や悪の要素を取り除くだけではなく、いのちの要素を取り入れていかなければならない。

日本の教会が神の畑だとして、その悪い部分を指摘していく働きは「ジャーナリズム的」だと言われ、キリスト教メディアや牧師・宣教師などで、その働きをしている方がおられる。しかし同時に、悪い点を指摘するばかりで、いのちの要素を提供しないとしたら、畑は良い実を結ばない。

舟の右側は、いのちの要素を提供することを中心にしつつ、そこにジャーナリズム的要素も加えたいと願っている。

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