リバイバルジャパン取材日誌
実を結ぶ木と畑
「舟の右側」12月号のMessageはキース・スミス牧師による「聖書の黙想」。詩篇1篇から、時が来れば実を結ぶ「流れのほとりに植えられた木」となるために、人間の側として何をするのかが語られている。その一文。
もしも私が花壇の手入れをするために庭に出て行き、四六時中雑草を引き抜き、邪魔な石を取り除いて過ごすだけで、何の水やりも、肥料を施すことも、日光が隈なく照らすための工夫もしないとするなら、その花壇はうまく育つでしょうか。全く貧弱な花々しか咲かないに違いありません。私たちの霊的生活においても、光輝く事柄を加えていくことは、影の差す事柄を取り除くことと同じくらい決定的に重要なのです。
この訳文の「光り輝く事柄」は直訳すると「ポジティブな事柄」、影の差す事柄は「ネガティブな事柄」。つまり人が育つ上で、悪いものを取り除くだけではだめで、良きものを提供し続ける必要があるということ。罪や悪の要素を取り除くだけではなく、いのちの要素を取り入れていかなければならない。
日本の教会が神の畑だとして、その悪い部分を指摘していく働きは「ジャーナリズム的」だと言われ、キリスト教メディアや牧師・宣教師などで、その働きをしている方がおられる。しかし同時に、悪い点を指摘するばかりで、いのちの要素を提供しないとしたら、畑は良い実を結ばない。
舟の右側は、いのちの要素を提供することを中心にしつつ、そこにジャーナリズム的要素も加えたいと願っている。
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実を結ぶ木と畑
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クリスチャンと「戦争」の関係
舟の右側は、こんな雑誌
牧会者が喜びを見出す雑誌へ
『ジャンルを大切にして聖書を読む』の読み方
- [2023]
- 12月
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境界線(バウンダリーズ)増補改訂版 ヘンリー・クラウド、ジョン・タウンゼント 共著
中村佐知、中村昇 共訳
定価:2,500円+税 -

信仰をはぐくむ教会学校 松尾 献 著
定価:1,200円+税 -

もふもふウーリー おやすみの祈り ボニー・リックナー・ジェンセン 作
ジュリー・ソーヤー・フィリップス 絵
小島 京子 訳
定価:1,500円+税 -

サーバント・リーダーシップの原則 ─権力によらないリーダーシップ─ ジェームズ・ハンター 著
嵯峨根 克人 訳
豊田 信行 監訳
定価:1,800円+税 -

神のことばによって形造られる M・ロバート・マルホーランドJr. 著
中村 佐知 訳
定価:1,600円+税 -

ロスト・イン・ザ・ミドル ―中年期の迷いと神の恵み― ポール・デービッド・トリップ 著
古川 和男 訳
定価:1,900円+税 -

求道者伝道テキスト 鈴木崇巨 著
定価:750円+税 -

私は教会のメンバーです トム・S・レイナー 著
赤松 樹美子 訳
定価:1,000円+税 -

新・神を愛するための神学講座 水草 修治 著
定価:2,600円+税 -

ジャンルを大切にして聖書を読む 渡辺 睦夫 著
定価:5,000円+税



